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Schedule 2004年1月
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1/9(金) 横浜サムズアップ
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「港未来シンジケートライブ Vol.17 」 |
●お問合せ:横浜THUMBS UP 045-314-8705 (横浜市西区南幸2-1-22 相鉄ムービル3階) |
1/14(水)大分 ブリックブロック
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◎ブリックブロック(TEL:097ー536ー4852) ◎料金:前売2.500円 /当日2.500円 ◎開演:19:30〜 |
●お問合せ 大分 ブリックブロック(TEL:097ー536ー4852) ●大分市生石5ー7ー5 http://www.brickblock.net/ |
1/15(木)小倉REBENNACK (レベナック)
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◎レベナック(TEL: 093-531-8622) ◎料金:前売/3.000円 当日/3.500円 (共に1ドリンク付) ◎開演:20:00 |
●お問合せ 小倉REBENNACK(レベナック(TEL:093-531-8622) ●北九州市小倉北区馬借1−14−10 メゾン野口1F (モノレール小倉線旦過駅/西鉄バス医療センタ−前 /共に徒歩5分) |
1/16(金)福岡 DREAM BOAT
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◎DREAM BOAT (tel:092ー713ー4233) ※オープンニングアクト有りの予定 ◎料金:前売¥3000/当日¥3500 ◎開演:20:00 |
●お問合せ DREAM BOAT (tel:092ー713ー4233) ●福岡市中央区赤坂1―11―17 赤坂ウイングアネックス4F |
1/17(土)佐賀県 唐津 リキハウス
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◎リキハウス(tel:0955-73-7142) ◎料金:前売¥2000/当日¥2500 ◎開演:20:00 |
●お問合せ 唐津リキハウス(tel:0955-73-7142) ●佐賀県唐津市二タ子2ー1ー15 |
1/18(土)長崎 JBトリック
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◎JBトリック(tel:095ー824ー9185) ◎料金:前売¥3000 /当日¥3500 ◎開演:19:00 |
●お問合せ 長崎 JBトリック tel 095ー824ー9185 ●長崎市鍛冶屋町6ー10 2F JR長崎駅から長崎電気軌道1系統で9分、思案橋電停下車、徒歩3分 |
1/31(金) 下北沢440
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◎下北沢440 ★「楽楽へぶん」 ◎出演:RIKUO ・有山じゅんじ ◎料金:前売 2500円 (ドリンク別) ◎開場:7:00PM /開演:8:00PM ◎チケット一般発売中: 440電話予約(TEL:03-5481-4143) (14:00~20:00) チケットぴあ(Pコード:159-807) |
●お問合せ:[440(four forty)]03-3422-9440 http://www.club251.co.jp/440/ |
「楽楽へぶん」に向けてリクオよりメッセージです。
◇◆リクオより◆◇ こんちは。リクオです。 今回、440で共演させてもらう有山じゅんじさんはデビュ−前から大変お世話になっているオレの師匠のような人です。 大学を卒業してすぐの頃に、有山さんが自分のツアーにオレを鍵盤奏者として誘ってくれました。それが自分にとってのライブ.ツアー初体験でした。その時の体験が今の自分の旅暮しの原点の一つになっています。 ツアーは大抵、有山さんの運転する自家用車(実はオレは今だに免許を持っていな い)で二人きりで、主に小さなライブ.スポットを回りました。 有山さんとツアーをしていて少し困ったことがありました。有山さんはとても話好 きで、移動中は、とにかくしゃべり続けています。しゃべらない時と言えば、タバコ を吸っているか、あめをなめているときぐらい。つまり口は常に作動しているわけで す。 今よりも口数が少なかったオレは、大抵、聞き役に徹して、ひたすらうなずいてば かりいました。有山さんの話を聞いていると、子供が今日起きた出来事を親や知り合 いに話している時のような、無垢なときめきが伝わってきて、楽しかったのですが、 それを聞いているこちら側に一つ問題がありました。 オレは乗り物に乗ると、すぐに睡魔に襲われてしまう体質なのです。だから延々と 話を聞いていると、どうしても眠くなってしまう。ツアーに帯同させてもらい始めた 頃は、大抵二人旅だったので、誰かに話し相手をまかすということができない。 大先輩に運転してもらっている上に、話を無視して眠るというわけにもいかず、移 動中はしょっちゅう睡魔との戦いを強いられていました。有山さんはそんなオレの状 況に気付くことなく、話にどんどん夢中になってゆきます。オレは何度も意識を失い そうになりながら必死にうなずき続けたものです。 ところが一度だけ、有山さんが運転中に無口になったことがあるのです。 有山さんとオレと、もう1人松井さんというハープ奏者が加わって、例によって有 山さんの運転する車で大阪からツアーに出かけた時のことです。和歌山に向かう高速 道路を走りながら、オレと松井さんが「怖い話」を始めたのです。引っ越して来た下 宿部屋の天井に無数の顔が張り付いていた話とか、深夜の高速道路を走っていたら道 路に犬が飛び出してきたので、急停車して、ヘッドライトに照らされた犬の姿を見た ら、人間の顔をしていた、なんて話を続けていました。 オレも松井さんもしばらくは話に夢中になっていたのですが、途中で異常事態に気 付きます。 有山さんが全くの無口になってしまったのです。 程なくして有山さんの提案でパーキング休憩をすることになりました。下車してか ら有山さんがオレにこう言いました。 「運転中に『怖い話』したら、霊が寄ってくんにゃ!」 あの時の有山さんかなり怒ってたなあ。怖い話が相当に苦手だったのです。 有山さんと各地を回ったのも、随分と前の話になりました。オレはいまだに無免許 で、乗り物に乗ればすぐに眠気におそわれます。けれど前よりは少し饒舌で、タフに なった気がします。有山さんに出会ってすぐは、有山さんに憧れて、話し方まで真似 していたのですが、すぐにこの人にはなれないと気付いて、諦めました。けれど、最 近古い知り合いと話していて「なんか有山さんに似て来たなあ」と言われて、意外で した。オレ、もっとカッコつけてるつもりやねんけどなあ。 去年、豊橋で再会した有山さんは相変わらず話し好きで、マイペースで、わがまま でした。けれど、あれだけ好きだったパチンコをやめてしまったのにはびっくり。ギ ターテクニックは五十歳を過ぎてなお、明らかに前よりも進化(あるいは深化)し続 けています。出会った頃も今も有山さんは存在そのものが音楽、誰にも真似できない 自然体の超個性です。有山さんから音楽の素晴らしさ、旅のやり方、旅の楽しさ、わ がままに生きるための作法を教えてもらいました。 今回のジョイント.ライブをオレがどれだけ楽しみにしているか、皆さんに伝われ ば嬉しいです。今年もよろしく。毎回、皆さんと一緒に最高の空間をつくってゆくこ とを楽しみにしています。 では、1/31下北沢440で。 リクオ |