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(ニュージャケット)
 
(税込定価\2,100 / XMM-003)
 1. 氷の世界
 2. 風の声
 3. ハイ&ロウ
 4. 幸せと快楽
 5. カルヴァドスの林檎
 6. ハードボイルド
 7. すべてを忘れない
 8. 機関車

不朽の名盤『heaven's blue』に続く今回の弾き語り作品は、独自の解釈による井上陽水、小坂忠のカバー、そして友部正人との共作を含む、名曲・名演揃いの全8曲。
氷の世界
既にライブではレパートリーになっている井上陽水作品のカヴァーです。
アグレッシブな4ビートに乗せて連射砲で詞を浴びせてゆくこのようなスタイルは、ここ数年で身につけたものです。間奏の暴力的なピアノソロにはヴギウギ・ピアノの影響が強く出ています。
風の声
自分の心の中には今だに10代の頃からの割り切れない「思春期」の思いが残っています。これはとてもやっかいで、みっともなかったりする思いなのですが、これからも自分が向き合ってゆく歌のテーマの1つだと思います。この歌ではくすぶり続ける「思春期」を抱えながら成人いした二人が主人公です。
ハイ&ロウ
前曲の感傷を突き放す乾いた楽曲を3曲目に持ってきました。
シンコペイトするピアノのリズムパターンはニューオリンズファンクやキューバン・サルサの影響によります。
幸せと快楽
哲学的なテーマとスケベ心が同居したスローバラードのラブソングです。
正しいことよりも楽しいことを、安定した幸せよりもその場の快楽を、といった自分の一つの志向が歌に現れています。
カルヴァドスのりんご
大先輩のシンガーソングライター、友部正人さんの詞に曲を乗せました。
このアルバムの曲の中では最も古い6年前に作った作品です。カルヴァドスという果実酒の瓶の中に浮かぶリンゴからインスパイアされた曲です。
他にも友部さんとはいくつかの共作があり、今年に入ってからも共作を1曲仕上げ、2人共演のライブで披露しました。
ハードボイルド
前曲とは対照的にユーモアとペーソスを含んだ軽いナンバーです。
メロディラインを含めイメージした曲の空気感に'70年代歌謡曲の影響があると思います。
すべてを忘れない
ミディアム・テンポのラブソングです。
ライブツアーの帰りの電車の中でサビの詞とメロディが同時に思い浮かび、部屋に戻ってすぐにピアノに向かいました。詞になる情景がメロディを伴って鮮明に思い浮かび、一気に曲を書き上げました。
フリーソウルの名曲の数々にもインスパイアされています。
機関車
細野晴臣作曲による小坂忠のナンバーをカヴァーしました。
自分の歌を占める重要な成分の一つに「せつなさ」があります。この歌と演奏はせつなさを突き詰めた祈りです。